6月17日(月)「塚本オームハイツ 火災被害 見学会」が開催されました

今回は、Y役員のご厚意で「塚本オームハイツ 火災被害 見学会」を開催しました。参加者はドタキャン1名が出ましたが、会員さん10名のご参加となりました。

JR塚本駅の改札に午後1時集合し、組合長から参加者紹介し、途中Y役員も合流し駅前商店街「サンリバー柏里」を徒歩約1分の現地に到着です。商店街に面した建物を外部から拝見しました。

建物は鉄骨の連棟で、2/3がY役員の所有で1/3は他人所有で、今回の出火は他人所有の一階飲食店舗の店子が自身で油汚れをバーナーで炙っていて火が付き、カセットボンベにも引火し爆発し火事になった「重過失」になりそうな迷惑事件です。以前は、一階部分はY役員の電気屋さんでしたが今は歯科医院で営業再開されていました。二階の音楽教室は2か月ほど休業されるそうです。

建物横から3・4階の住居部分6戸を拝見です。1戸はY役員の事務所で残り5戸は満室だったそうですが、1戸は現状で入居し1戸はリフォーム後戻られますが、その他は退去されました。火事後の独特な臭いの中を見せて頂きましたが、燃えてなくても煙の被害は甚大で、実際に現地に行き、目で見て鼻で臭いを感じると、とても住める状態では無いのがよくわかります。

その後、Y役員のご自宅をお借りしてY役員から被害概要の説明と質疑応答となり、事故当日、Y役員はヨーロッパ旅行中にもかかわらず、その素晴らしい事故対応とリスクマネージメントに皆さん感心しきりでした。数か月後の復旧が完了したら、また勉強会でお話しして頂く予定です。

**********「塚本オームハイツ 火災被害 見学会感想文」************

★(Kさん)駅の改札からスタートして1〜2分歩いただけで、駅前商店街の中にある物件に着きました。1階は歯科医院、2階は音楽教室、3〜4階はマンションでした。立地が良くていいなと思いながら中を案内してもらうと、そこには煤と熱の被害を受けた痛々しい姿がありました。見学後はY様のお宅で防犯カメラに映っていた映像を見せていただき、お話しを伺いました。事後の対応がすばらしくて、沢山の事を学ばせて頂けました。

★(Kさん)類焼被害と言っても燃えた訳ではなく、煙とススと熱の被害にあった賃貸6部屋と廊下を見せて頂いて、押入れの中や天井裏まであらゆる隙間からススが入り、まだ息苦しくなる程の焦げくさい臭いが残っていました。ご自宅の大画面テレビで、発生の直前から消防隊撤収迄の生々しい監視カメラ動画を早送りで観ながら、発生時趣味のスポーツ自転車でフランスに居られた状態での対応や、その後の入居者対応の説明を受けました。DIY大家の私は火災対応その物に加え、物件に設置されていた手作り宅配ボックスや、ご自宅の分解収納可能な会議テーブルや椅子、家具調度の便利な工夫が大いに勉強になりました。宅配BOXはリフォーム中の物件に応用させて頂くつもりです。有難うございました。

★(Ⅰさん)火災被害に遭った物件を初めて見ましたが、直接火が回っていない煙だけでも恐ろしい被害が有る事がわかりました。1か月経っても匂いが充満し、煤はこびりついて簡単には取れない状態。監視カメラ映像からも事態が大きくなっていく様子が生々しく伝わりました。あの状況で冷静さを保つのは難しいですが、オーナーは海外からも冷静に対処されていました。人的被害がなくて何よりでした。

★(Kさん)この度は塚本オームハイツ見学会に参加させて頂き誠にありがとうございました。普段なかなか見る機会のない火災現場の見学やリアルタイムでの火災現場の映像を見せて頂きました。火災保険の大切さを改めて認識させて頂きました。ありがとうございました。

★(Nさん)貰い事故とは云え、生々しい現場に立ち、火事の怖さを身に刻みました。借入金返済を終えた物件には、金額・特約をフルに付保した火災保険に加入していますが、Yさんが説明された、(被保険者)入居者、(契約者)オーナーとする保険契約も事故時の入居者対応をスムーズに運ぶために加入検討しなければならないと思うに至りました。

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