4月15日(水)「第137回懇談会」が大阪市内会場にて開催されました
〇4月15日(水)「第137回懇談会」が、大阪市内会場にて開催されました。29名の参加となりました。いつも通り名誉会長から開会挨拶と参加者のご紹介、報告事項の紹介が有りました。また本懇談会では新会長就任のご紹介、新たな運営方針の発表が行われました。
報告事項 (詳しくは事務局へ)
- 会長交代のご報告。4月より新会長に小林裕明氏が就任。前会長の糸川康雄氏は名誉会長に。副会長として石田美穂氏、三島清人氏が指名された。
- 令和7年度第63期定時総会を5月8日(金)に組合事務所にて会長と会計担当者で開催予定。
- 4月6日にK・I両監査により、T・K両会計立会の上、令和7年度会計決算と監査を実施し承認。昨年は新規入会者が多く、収支は黒字で推移。
- 新規入会者のご紹介。一般会員として松原市のT様、東大阪市のM様。協賛会員として吹田市の株式会社エープランニング様がご入会。
- 第138回懇談会の予告。令和7年6月14日(土)午後4時~8時、「オオサカン・スペース」にて開催。テーマは相続税改定について(塩田税理士事務所様)。
- 「家主と地主」3月号に賃貸フェア大阪の情報交換会と尼崎連棟見学会、4月号に第135回懇談会の様子が掲載。
- 「賃貸新聞」より、家賃滞納者の強制執行で保証会社社員が殺害された事件の詳細と、孤独死対応の死後事務委任契約に関する記事が紹介されました。
懇談会内容 (詳しくは事務局へ)
- 「金融機関の不動産融資事情について」某信金担当者 M氏
- 「新会長就任のご挨拶および今後の会の運営方針について」新会長 小林裕明氏
- 「築古物件における漏水トラブル事例の共有」一般会員 O氏
***********「第137回懇談会 参加者の感想」*************
某信金のM様より、不動産融資の最新事情についてご説明いただきました。建築基準法・耐用年数・接道要件などの大原則を踏まえつつ、保証協会の活用や共同担保によるケースバイケースの対応事例(築古RCで残耐用年数5年でも合計2億円の融資を実行)のお話は大変参考になりました。金利上昇局面において、地域密着の金融機関と継続的に関係を築いておくことの大切さを改めて感じました。
新会長の小林様のご挨拶が印象的でした。「困ったときに転ばぬ先の杖を持つこと」「金利上昇やインフレを見越した先回り対策」など、ご自身の実体験に基づくお話は説得力がありました。前会長の糸川様が24年間ほぼお一人で支えてこられた組合運営を、これからは会員みんなで担っていくという方針に強く共感しました。
小林新会長のお話の中で「実例こそが一番の学び」というお言葉が心に残りました。理論や教科書ではなく、実際にやってみた人の経験を共有することが本当に重要だと思います。融資についても「諦めずに何件もチャレンジすれば必ず一件は通る」という前向きなメッセージは、これから規模拡大を考えている私にとって大きな励みになりました。
O様の漏水トラブル事例は非常に実践的で勉強になりました。築45年の文化住宅で外壁から水漏れと思われた事案が、実際には2階の給水管の破損が原因だったとのこと。最終的に総額約74万円の費用がかかったものの、保険でほぼ全額カバーできた点は、保険の重要性を再認識する良い事例でした。築古物件運営における「迅速な対応」と「信頼できる工務店との関係」の大切さが伝わりました。
金融機関の融資事情について、旧耐震物件は基本的に難しいこと、新耐震でも残耐用年数の少ない物件は保証協会の活用や共同担保を組み合わせる必要があること等、具体的な基準を伺えて大変参考になりました。一方で、立地条件や事業者の基盤次第ではケースバイケースで取り組み可能とのお話もあり、金融機関との丁寧なコミュニケーションが鍵だと感じました。
O様の発表で「大家業は家賃収入の仕事ではなく、トラブル対応の仕事が大半を占める」というお言葉が印象に残りました。誠実に対応すれば入居者の協力も得られるという点、また入居中の工事は退去後に比べ大幅にコストが上がるため、状況によっては引越し費用を負担してでも空室で工事を行う判断が合理的であることなど、実務的な学びの多い回でした。
小林新会長より「一人ひとりのストーリーの実現」をキャッチフレーズに、会員みんなで作る会・IT/AIの活用・気軽に質問できる場づくり・実例の共有を通じた学び合いなどの方針が示されました。三島副会長からはLINE等を活用した情報共有の改善、石田副会長からはWEB・マーケティング面でのサポート、加藤様からはイベント運営面でのお手伝いといった役割分担も発表されました。前会長・糸川様の長年のご尽力に感謝しつつ、新体制での新たな一歩を会員一同で支えていきたいと思います。
以上、第137回懇談会のご報告とさせていただきます。
次回の第138回懇談会(6月14日)にも多くの皆様のご参加をお待ちしております。






