9月9日(土)「三軒家スリー リノベーション見学会」が開催されました

今回の見学会は、会員のKさんのご厚意で、昨年9月に改装前を見学した再建築不可物件「三軒家スリー」リノベーション後の見学会を開催し、参加者は11名でした。

  • JR環状線の大正駅改札に午後1時集合し、前回同様近くの自宅から自転車で来られたKさんの先導で徒歩5分の現地へ向かいました。因みに、当日は近くの京セラドームで、韓国アイドルのコンサートが開催され、周辺はファンで一杯でした。物件は既に3軒とも申し込みが入っているそうです。
  • 今回の物件は改装前見学に参加された方はご存じですが、一間無い路地を入った6軒長屋の向かって3軒が物件で、改装前の左端の外壁は剥落し、2階の窓も無く室内が見える廃屋状態で、残りの2軒も辛うじて入れましたが、ベテラン大家さんも手を引く、改造ハードルの高い物件です。それをKさんが3軒430万で購入し450万で改装し、結果一軒5万~5.5万で利回り20%を達成されました。

**「三軒家スリー見学会 参加感想文」一部会員さんの感想が締め切り後で掲載できず申し訳ありません**

(Iさん)以前はリフォーム前の状態を見せていただき、どんな状態に直していくのか疑問でした。見せて頂くと,部分的に残しつつも屋根や壁は材料を揃えた上で大工を活用して低コストでまとめられており、内部も白のペイントで仕上げることで,低コストで見事な出来栄えに作り上げられて、驚きつつもとても勉強になりました。自身の賃貸にも活かして利回りの改善に役立てていきたいと思いました。

(Wさん)前回はインフルで不参加でしたので改装前後が見られず残念ですが、写真を見る限り廃屋(失礼)でしたので、一戸当たり工事費150万円程で良い感じに仕上げ三戸ともすぐ決まったことに感動しました。購入して再生できるという判断力、入居決定に必要な内装を安く実現し不要なら切り捨てる行動力、大工さんに直接依頼し部材を計算して揃える段取りなど、全てが驚きの連続で、参加させて頂き大変勉強になりました。

(Mさん)Befere/Afterを見て驚きました。廃墟同然の建物を低コストでここまでリフォーム出来るノウハウがあれば、投資で失敗することはまずないだろうなと感じました。古い物件によくある板壁、傾き、裏庭の処置をどうすれば良いのか、これまでずっと疑問に思っていましたが、今回の見学会でそのヒントを得ることが出来ました。完全に真似をすることは出来ませんが、『困ったら白く塗る』で大抵のことが何とかなることを知れたのはとても大きな収穫でした。

(Iさん)天井、床、壁ともに傷んだ木造テラスが、ここまで再生できることに驚きました。収益物件を探していると、価格面から築古テラスが多くなりますが、再建築ができないことで将来の物件活用に大きな不安がありましたが、Kさんの物件は賃貸できるレベルまで再生されており、よく聞く「柱さえ残っていれば何とかなる」とは、この事かと思いました。リフォーム費用を抑えるポイントについても大変参考になりました、普及版クロスは安くキレイになりますが、中途半端に新築っぽくなってしまう事で、リフォームしない部分の古さが目立つのが気になっていましたが、白ペンキであれば、下地の荒さも気にならず、周りの古さともよく馴染んで不自然さがないと思いました。次回のリフォーム時に採用したいです。

(Iさん)一年前に見学した、あの廃屋のような物件が見事に改修されていて驚きました。大工さんとの直接のやり取りで、通常では不可能と思われる低予算で実現されています。普通なら悪目立ちしそうな部分も、全体の中に溶け込んでいれば実はそんなに気にならない、むしろお洒落にも見えてくるというお話には妙な説得力がありました。

(Kさん)この度は初めて見学会に参加させて頂き、ありがとうございました。資料で拝見させて頂いたリフォーム前と後の違いにとても驚き、美しくお洒落にリフォームされたお家に感動いたしました。またオーナーさまのこれまでの経験談をふまえた、いかに安くお洒落にリフォームするかの貴重なお話しを聞くことができ、本当に勉強になりました。ありがとうございました。

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