9月25日(日)「連棟再建築不可物件 改装前見学会」が開催されました

今回の見学会は、会員のKさんのご厚意で、大阪市大正区三軒家2-1-3 再建築不可物件「三軒家スリー」改装前の見学会を開催しました。

  •  JR環状線の大正駅改札に午後1時集合し、近くの自宅から自転車で来られたKさんの先導で徒歩3分の現地へ向かいました。因みに、当日は近くの京セラドームで、矢沢永吉さんのコンサートが開催されるとの事で、周辺は5万人を越えるファンであふれかえってました。

ご案内から短期間だった割に参加者は7名来て頂け、良かったです。

  •  Kさんから、今回の物件は「バルクセールの壊れ掛けで、危険なので足場で囲っている」と聞いていたので予想はしていましたが、現地の物件を見て流石にビックリです。一間無い程の路地を入った6戸長屋の向かって3軒が今回の物件でしたが、左端は外壁は剥落して2階の窓も無く、室内が見えて中に入れる状態ではありません。残りの2軒も辛うじて入れましたが、雨漏りが酷く天井が垂れ下がり畳の床が抜けたりして、所々穴の開いた床を歩くのも、斜めになった階段を上がるのも、恐る恐るです。
  •  Kさんの物件の指値の話や、今後の改修金額の話を聞いて、利回り20%を目指す話に再度ビックリでした。見学後は、近くの尻無川に浮かぶお洒落な「タグボート大正」にて一休み、ビールやカクテル、コーヒー等を楽しみながら、歓談し楽しい時間を過ごしました。

見学会の参加者感想文

〇 Kさん 業者の手配等、現況何かと苦しいところもあるようですが、Kさんのことですから、経験値を活かして収益をあげられるんだろうなと思いました。私も同じく、連棟長屋・複数戸数・再建築不可物件・ボロ家で、これからリフォームです。参考にもさせて頂ける物件の見学、ありがとうございました。

〇 Iさん 今まで見てきたものをはるかに超えるレベルで修復が必要な物件を初めて見て、本当に驚きました。再建築不可物件で不動産業者も扱いにくいからこそ、利回りは高く、どのように生まれ変わらせるか大家の難しさと面白さのある物件と思いました。修復してから改めて見学させていただきたいです。

〇 Iさん 大正区三軒家、連棟の再建築不可物件の改装前見学会。物件はJR大正駅から徒歩3分の好立地。3戸のうちの一つは外壁も崩れて危険な状態で入れず、残り2戸も相当に傷みが進んでいて見学中も慎重な足取りが求められ、住める状態に直すのはかなり費用がかかるだろうなと思ったら、全部で400万円程度でやる予定とのことで驚きました。物件の仕入れは安く、利回りは20%くらいで考えられてるそう。どのように改装されるのか、なかなか想像がつきにくいので改装工事が終わったら完成見学会もお願いしたいと思います。

〇 Kさん 業者も並みの大家も手を出せない極限のボロ家を格安購入し利回り20%目標の収益物件に再生するKさんの心意気を感じました。仕入れに失敗し高値つかみすると挽回出来ないや過度な見栄えにコストをかける事の無駄など若手後進へのアドバイスも聞けて有意義な見学会でした。

  • 参加者皆さん共通で、改修前のこの酷い状態の物件がどの様に生まれ変わるのか?改修後が知りたいとの事でした。見学させて頂いたKさん、ありがとうございます。お世話掛けました。
  • 10月1日(土)の池田市鉢塚の見学会、まだお申し込みでない方は早目にお願いします。
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