6月16日(火)「第102回懇談会」が開催されました。

○ 6月16日(火)「第102回懇談会」が開催されました。
☆ 報告事項

  1. 5月26日に協賛会員の森田司法書士のご厚意で撮影された民法改正の解説動画は、組合事務所でDVDにコピーし、総会資料と共に配布しました。また、協賛会員の(株)アーネット大阪支社の牧野様が、たまたま担当者変更の挨拶で組合事務所に来訪されましたので、同社パンフレットも同送致しました。
  2. 5月30日に「ZOOM」により開催した役員会で、体調管理・マスク着用・座席の間隔を空ける等の対策で、懇談会や見学会の開催は可能と合意しました。二次会・懇親会等の開催は、もう暫く様子を見て判断します。
  3. 古川会員の瓢箪山築古アパート改装見学会を7月に予定しております。追ってご案内しますので、多数のご参加をお待ちしております。

本日の懇談会内容

  1.  今後使う機会が多くなると思われる「ZOOM」の使い方について 講師:Y役員
  2. 過去に経験した事の無い経営状況について、入居状況や融資状況など情報交換 司会進行:組合長

★★「おおや倶楽部」第102回懇談会 参加レポート★★紙面の都合で内容割愛した事をお詫びします★★
本日は大阪駅前第2ビル大阪市立生涯学習センターの第3研修室で定員38名のところ、会場の都合により出席者11名、全員マスク着用ドアを開けての開催となりました。組合長より「過去に経験した事の無い経営状況で、ご苦労なさっていると思われまれます」との挨拶で始まりました。
第一部
ZOOMの使い方をYさんより教えて頂きました。昨年末より既に役員会やオンライン懇談会を実施しておりますが、今回はスマホを利用し、予めラインやメールで招待状やミーティングIDとパスワードが送られ、ZOOMをインストールして送られてきたIDとパスワードを入力して全員が使用できるようになりました。
Yさんは1人ずつ回って丁寧に教えてくださいました。当会でも今後大変役立つ事となるでしょう。
第二部
組合長の司会でコロナ禍のそれぞれの賃貸経営を話せる範囲でお話ししていただきました。
●糸川(丈)さん 東大阪市2部屋、枚方1部屋、空室があるがコロナの影響で人の動きがすくない。滞納も発生して保証会社を使用しました。奈良は7月に転勤の方の退去予定がありました。
●Kさん 結果的には行政の補助金届出書類に判をついて欲しいと言ってきた人は一人のみでした。店舗の喫茶店経営者は、ご自身もマンションオーナーの方だったので、1か月休業でも何も言ってこず、また弁当屋さんはこの機会に大繁盛しています。西成では元々生活困窮者向けのセッティングをしてきたので、この数か月はNPOから空き部屋ありませんか?と言われるほど入居力UPし満室です。不動産業の方は、建売業者は契約を白紙に戻す方が増えました。一般仲介は変化無しで、逆に仕事の休みの間に家を探す人が結構いるので忙しい状態です。銀行から融資受けませんかと電話が有ったので、急ぎ税理士に書類を作ってもらい、奈良県の利息0の融資申請をしましたが、一か月待ちの状況です。各自治体によって給付や融資がずいぶん違うので、調べてみる価値があるようです。
●Kさん 近大前一部屋、小路一部屋、今里倉庫12月退去で3戸の空室あります。近大前はフリーレントや9月に大学の講義が始まる前に条件を変更し、春から賃料2000円値上げしてインターネット使い放題にしたが苦戦しています。これで入らなかったら家具付きも考えています。
●Yさん 神戸物件で、雨漏りや設備の不備が有ったので、大規模改修工事をしました。高架水槽からの給水を直圧に変えたり、ベランダが無くご自身がエアコンを無理して設置していたが、取り付け易い架台を設置したりしました。ご自身も工事に入られ無事に完成しました。入居を止め4室空室がありましたが、6月から募集を開始し、番号式カギとカメラを取付け「無人での見学」システムを導入し客付も成功し、仲介業者と合わせて、残り1部屋となりました。また塚本の店舗を買いたい方が現れ、現在交渉中です。
●Sさん(本日は香川県から来られました)宿泊に力を入れていましたが、コロナの影響でシェアハウスに変更し、影響が落ち着いたら民泊へ戻す計画です。猪名川町の空家をお風呂の修理後貸家にする予定です。お風呂の修理を分離発注して半額になりました。
●Iさん 今年の春は、とても静かなシーズンで入退去なしでした。シェアハウスは非常事態宣言中、お掃除の人以外、外部の人はハウスに誰も入れていません。2部屋の空室も、募集中止していました。解除後どの様に緩和していくのが良いか現在考えています。外国人の住宅確保給付金の申請のサポートをしました。

Sさんより、マスク・手洗い・消毒で元の状態に戻しても良いのではとアドバイスがありました。普通賃貸は須磨の物件の退去立ち合いを一昨日しました。東大阪は退去予告がありました。また、本日物件を見学してきたが、価格は下がってはいるが、予想より下がってはいない。物件は出てきた感じはあります。

●Kさん 築古戸建て8件を所有しています。2年前から空きが始まり3戸になった。気候の良いときにリフォームをご自身でやり完成し、5月から久しぶりの満室となりました。カプセルホテルより安い賃料で貸しているので、家賃減額も言ってこないし、コロナ禍は生活保護・年金受給者には強い。生活保護者の入居募集に際した礼金1か月の条件に、業者が勝手に儲けようと行政の申請は2か月にしていたが、指摘すると無かった事となった。入居者からガスが点火しないと言われ、見に行ったがわからないので、業者に見てもらうと、ジュースをこぼしたらしく、入居者の使い方の間違いであった。気を付けて使用してほしい。
●Wさん インターナショナルのシェアハウスが6室中5部屋空室であるが、日本人を入れずにこのまま留学生の入居を待つ事にした。5月末と6月末にコロナの影響で退去がありますが、場所が良いので心配していない。古川さんに大規模修繕工事の話をしたら、今やった方がよいとアドバイスを受け業者にお願いしたら、とても安く請け負ってもらえた。依頼した業者はやはり今は暇なようで、来週から工事にかかります

●Kさん 1月2月3月に多くの退去があり、民泊がダメになり、かなりあわてて営業をかけ、元に戻したので、今は落ち着いている。コロナ融資に関しては、4月に申し込んだ国金がようやく6月に連絡が来て、融資が降りました。商工中金は審査で断られる。信用金庫は融資を返済すると伝えると、そのまま借りてくださいと言われ、借入もして欲しいと頼まれ、保証協会の書類も信金で作ってくれた。金利が上がると予測しているので、変動金利から固定金利へシフトさせたい。一般賃貸が1番安全、この事業に集中するスタンスで考えている。
●Nさん コロナの影響か?入居のベトナム人がいなくなった。入居申込で、自宅の近くに借りようと予定していたが、自宅待機でキャンセルし、自宅に住むことに。自粛期間中は、リフォームに忙しかった。
●最後に組合長から、住宅用火災警報器は平成18年の義務化から14年経過しています。10年の取換え時期が経過していますので、再度期限に気を付けて下さい。万一出火した場合、警報機に不備が有ると所有者の大家さんに損害賠償請求される可能性が出てきます。最後に、コロナの影響は皆様にそれほど大きなダメージは無かった様で、時間が解決する事と思います。皆さんの元気な顔が見られて、本当に良かったです。

やる気を復活させて頂いて、困ったときに一人で考え込まずに相談して下さい。ZOOMも活用しながら情報交換し、仕事も楽しく儲かる様にいたしましょう。(コロナ禍で、懇親会無くこれで解散致しました。)

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