「新築見学会・第８５回懇談会」が開催されました。

残暑厳しい中、S組合員のご厚意で新築見学会を開催しました。

参加十数名が、阪神本線野田駅に集合し、「松下幸之助」創業の地の横断幕が掲げられた昭和の香り漂う大開商店街をゾロゾロと約５分で、建築条件付の土地を買われて新築されたゲストハウス「くらす」に到着です。

女性のオーナーさんにお出迎えして頂き、Sさんは購入から運営までの全てをマネージメントされています。商店街から見ると木造２階に見えますが、実は３階で広い屋上にはＢＢＱ等に使えるスペースが有ります。

一階はＬＤＫでシステムキッチンには食洗器付きの豪華な仕様、洗面や洗濯機スペース広く、お風呂もゆったり入れるスペースが有ります。２〜３階は寝室で各階にトイレも完備されています。既に経験されているシェアハウスやゲストハウスの運営状況から、新築で投下資本も掛かりますが、予測を控えめに見ても利回りが十分期待出来るそうです。

見学後は、地下鉄野田阪神から大阪上本町へ移動し、甘い物等で休憩し懇談会に望みました。

懇談会は今回も銭屋さんのセミナールームで、またまた休憩スペースから椅子を借りて来る程の満室状態になりました。

いつも通り、組合長から参加者紹介・報告事項の説明が有り、第一部は「デザイン性とローコストの両立」を株式会社ネイブレインの菅佳也様からお話頂きました。建築費もメンテナンスも負担を抑え、地震・火事・防犯にも強く、入居者目線に立った収納・防音設備のお話と、大阪地区での多くの具体事例のご紹介があり、活発な質疑応答が有りました。

第二部は「空室を如何に埋めるか」をW谷役員から、昨年は異なる地域の複数の物件で、多くの入れ替わりが有ったそうで、手数料や情報など仲介業者寄り一辺倒で無く、入居者目線の客付けや、もう一度冷静に物件を見て、問題点を判断するなど話されました。今後の入居付けに、凄く役立つヒントを頂きました。

第三部は「賃貸フェア東京2017報告　他」をK組合員から、当会の紹介コーナーのスライド画像の回覧や、受講されたセミナーやブースの詳細レポートの回覧と、所有物件の隣地で起こった一括借り上げ物件の話など、情報が提供されました。第四部は「メゾネージ屋山と大分県の賃貸状況報告　他」組合長組合長より、地方の
一工場一大学に頼ったハウスメーカーの一括借り上げの厳しい運営、T副組合長からの雑誌の情報で、素人大家さんが破綻に追い込まれていく状況が説明されました

その後は「志なのすけ」の食べ飲み放題です。十数名が、本音の語り合いや情報交換に、大いに盛り上がりました。ご参加の皆さま、お疲れさまでした。