「第７８回懇談会」が開催されました。

最初に、組合長から参加者のご紹介と報告事項の説明がありました。

今回の懇談会は、今年のテーマである事業継承から「資産の把握と相続について」です。

講師は、税理士の大家さんでも有る山崎組合員にお話をうかがいました。まずは相続財産の把握です。資産の中でも大きなウエイトを占める不動産の価格について、特に土地は時価の他に、国の公示価格、都道府県の基準地価、市町村の固定資産税評価額、国税庁の路線価など沢山の価格が有る話し、また相続時に使う国税庁の路線化の調べ方を丁寧に解説下さいました。

また、事業継承には適齢期があり目安は６０歳からで、自主管理と管理を任すタイプ、また賃貸経営の得手・不得手、賃貸経営者としての自覚やノウハウの引き継ぎなど大切な点を紹介いただきました。

また、事業用資産の買い替え特例のについて、納税の先送りが返って損になる場合がある事や、顧問先の事例で、時価と相続税評価の乖離した土地の為に、納税資金の捻出に苦労された事など、大変貴重なお話をお伺いできました。

　続いて、通称：空き縁ネットのご紹介をK役員より、先日催された京都の空室対策事例見学会のお話しをご紹介頂きました。続いて「賃貸住宅フェア福岡・東京２０１６報告」をT副組合長より、軒先株式会社のシェア型パーキングサービス、ＮＰＯ空家・空地管理センターの活用されない　空き家の有効利用、株式会社クラシヲの猫共生型住宅、をそれぞれご紹介いただきました。最後は、I役員から７月１４日（木）開催のランチミーティングのご案内がありました。K大学の学生さんによる、I役員ご所有の「なにわ荘」改装プレゼンのご紹介です。詳細は追ってご案内を送ります。

その後の二次会は、近くの居酒屋「志なのすけ」の食べ飲み放題です。懇談会参加者の大半が残られて、いつもの本音の語り合いや情報交換に大いに盛り上がりました。